年表
・2013年末……活動前夜
古楽器を用いた「中世〜近代の民族音楽融合型ネオ・ワールドミュージックバンド」の大儀で、ゼノが諸侯に呼びかけをする。
呼びかけに賛同したミズナがハーディガーディを、ミオトがクラリネットを半ば強制的に買わされる。
ゼノに拉致されてきたモンクが中世ドラムを無理矢理押しつけられる。
ゼノが突然ラウシュプファイフェを購入、ステラミラと名付けバンド始動。
・2014年2月……活動開始
オリジナル三曲から成るデモ音源を急遽作成、電撃作戦を展開する。
・2014年3月……初ライブ
製作を依頼していたヒュンメルヒェンが完成、実戦配備され初ライブを敢行。
・2014年6月……新楽器配備
周囲の反対を押し切りゼノがショームを購入、実戦配備される。
イベント「タソガレトウカ」を開始。
・2014年8月……新楽器配備
製作依頼していたハーディーガーディーが完成、実戦配備される。
・2015年3月……隊士入隊
ガンジーがアコースティックギターで入隊。
・2015年5月……新楽器配備
製作依頼していたシェーファープファイフェが完成、実戦配備される。
・2015年10月……1st.アルバム「Regalia」リリース
全10曲+ボーナストラック1曲のアルバム「レガリア」が全国CDショップ、オンラインショップで発売開始。
・2015年12月……隊士逃亡
ギターのガンジーが脱走する。
・2016年1月……「Regalia」配信開始
ファーストアルバム「Regalia」のmp3版音源がi-Tunesと
Amazonで配信開始。
・2016年4月……隊士入隊
ジョーが笛で志願入隊。
・2016年7月……隊士放逐
笛のジョーを除名放逐。
・2016年7月……隊士入隊
サポートギタリストだったショルヘーノが入隊。
・2016年11月……隊士除隊
笛、ピアノ、クラリネットのミオト除隊。
・2017年3月……隊士入隊
カンジが笛で入隊。
ステラミラというバンド
古いラテン語で「不思議な星」を意味するこのバンドは、中世、ルネッサンス、バロック時代の古楽器や、ヨーロッパ、中東の民族楽器、さらに現在世界中で使われている汎用現代楽器の数々を、5人のマルチプレイヤーが操り、多彩な音色を奏でています。
Medieval Folk / Early Folkと云う呼び名がふさわしいかは解りません。
Traditional Folk Rockと括れば簡単に片付けられるかも知れません。
しかしこの多くの楽器達に彩られたステラミラの音楽は「何処かの国の、いつかの時代の音楽を再現」しているのではありません。
あなたが目を閉じて自由に思い浮かべた情景、それこそがステラミラの曲達が生きている国と時代なのです。
それはどこか古めかしく、どこか新しく、何処かいかがわしくて美しい。
どこの国のどの時代の音楽なのかも判然としない、
何処にでもありそうで、何処にも存在しない、そんな不思議な世界の音楽です。
L to R
ショルヘーノ (Shorheno) | カンジ (Kanji) |'イスカ' ミズナ ('Iska' Mizna) | ショルヘーノ (Shorheno) |
ショー 'ゼノ' (Sho 'Xeno')
ステラミラに配備されている楽器たち
【ハーディガーディ/Hurdy Gurdy】(擦弦楽器)
尾部についたハンドルで胴体にあるホイールを回し、ホイールに接した弦(ドローン弦とメロディ弦)を擦って音を鳴らす。ピアノの様な鍵盤が付いており、弦を押し上げ音程を変えるメカニックな楽器。中世のオルガニストルム、シンフォニー(シンフォニア)といった楽器の改良系にあたる。
【フィドル/Fiddle】(擦弦楽器)
バイオリンの呼び方は演奏方法や演奏される音楽性でバイオリン/フィドルと区別される。古楽器にフィドルという楽器もあるが、ステラミラで使用しているのは現代のバイオリン(フィドル)。
【アイリッシュ・ブズーキ/Irish Bouzouki】(撥弦楽器)
60年代頃アイリッシュフォーク界に持ち込まれたギリシャの複弦楽器ブズーキが、アイリッシュダンスチューンの伴奏用に改良されたフラットバック型4コース8弦のブズーキ。
【11弦ギター/11 Strings Guitar】(撥弦楽器)
一般的な6コース12弦フォークギターだが6コース11弦のガット弦を張り、なおかつ変則ステラミラチューニングで演奏される、準バロックギター仕様のギター。
【ショーム/Shawm】(リード木管楽器)
オスマン帝国からヨーロッパに入ったというダブルリードの管楽器。音は大きく華やかで、オーボエの前身であるとされる。軍楽や祭り、ダンス等で親しまれて来た楽器で、現在でもヨーロッパではダンス音楽に用いられる。
【ラウシュプファイフェ/Rauschpfeife】(リード木管楽器)
ショームの発展系で、クルムホルンやプラクティスチャンターの様にウインドキャップを被せて演奏するルネッサンス頃のドイツのダブルリード管楽器。
【クラリネット/Clarinet】(リード木管楽器)
吹奏楽やクラシック、ジャズに民族音楽、様々なジャンルでお馴染みのシングルリード管楽器。ギリシャ音楽などでは元々バグパイプの代わりとして使われていたといい、東欧諸国の民族音楽でも良く使われる。
【シェーファープファイフェ/Schäferpfeife】(バグパイプ)
フランスの「コルヌミューズ デュ センター」のドイツ版にあたる、ドローンが前を向いたドイツのバグパイプ。
【ヒュンメルヒェン/Hümmelchen】(バグパイプ)
16世紀頃からドイツやオーストリアで使われている室内用の小型バグパイプ。
【ハイランド・バグパイプ/Highlamd Bagpipes】(バグパイプ)
スコットランドで演奏される、最も認知度のある比較的新しい世代のバグパイプ。音量がきわめて大きいためステラミラでは出番が少ない。
【アイリッシュ・ホイッスル/Irish Whistle】(縦笛)
ティン・ホイッスル、ペニー・ホイッスル等の名前でお馴染み6つ穴の小さな縦笛。移調楽器で様々なキーの管が作られている。オクターブ下の音域を演奏するローホイッスルも使用。
【リコーダー/Recorder】(縦笛)
現在では最も認知度の高い縦笛だが、実は歴史が古くこの構造の楽器は中世のヨーロッパで既に用いられていた。
【キーボード/Keyboards】(鍵盤楽器)
88鍵のキーボード。ピアノのある会場ではピアノを使用。
【中世ドラム/Medieval Drum】(打楽器)
麻縄で縛り上げた獣皮を天地に張ったシンプルなドラムで、スティックを用いて叩く。
【ダヴル/Davul】(打楽器)
トルコの民族音楽や軍楽(メフテル)で使われる太鼓。厚さの違う革が両側に張られており片方を太いスティックで、もう片方を細いスティックで叩く。ブルガリアではトゥパン(Tapan)と呼ばれ、同様の太鼓が東欧伝統音楽で使用される。
【ダラブッカ/Darbuka】(打楽器)
エジプトやトルコなどで演奏される民族楽器で、ベリーダンスでお馴染みの打楽器。ダルブッカとも言われる。
【フレームドラム/Frame Drum】(打楽器)
浅い木枠の片側に皮を張ったハンドドラム。
【ウドゥ/Udu】(打楽器)
壺製打楽器で口の他に側面にも穴を開けたアフリカの民族楽器。